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お役立ちコラム > 仕事環境 > SOHO的田舎暮らし(Iターン)

SOHO的田舎暮らし(Iターン)

投稿者: S-biz 掲載日: 2006-4-4 (352 回閲覧)
SOHOになるからには、それぞれみなさんそれなりの理由があると思います。
会社という型にはまらずに、自分の可能性を試したいという起業家タイプ。
子どもが小さいから、なんとか家でお仕事をというママさんSOHO。
身体的なハンディキャップなどで通勤がかなわないが故の、頑張るSOHO。

それぞれの方たちが、それぞれのSOHOスタイルで頑張っていらっしゃると思いますが、地理的な選択をしてSOHOを実践しているのが、IターンSOHOの方たちです。

SOHOの醍醐味は、なんといっても「どこでも仕事ができる」というところではないでしょうか。
それなら、「わざわざ物価が高い都会ではなくて、自分の気に入った地方へ」とIターンをするSOHO者も存在します。
以前からその土地の出身者を地元に呼び寄せる、Uターン就職というのはよく耳にしていましたが、今やIターン就職も専門サイトができるほどの大繁盛。現代ならではの考え方の若者も増えているようですが、就業形態に規制のないSOHO者ならなおさらでしょう。

「場所を選ばない」ではなく、わざわざ「好きな場所を選ぶ」のですから、これ以上に快適な仕事場はありません。

例えば、いちばん理想的なIターンです。

Tさん(翻訳家)の場合
子どもの頃から、父親の転勤であちこちを転々としていたTさん。生まれたのは宮城県だそうですが、一番長く住んでいたのは東京で 6年だとか。
大学時代にドイツに留学したのをきっかけに本格的にドイツ語を学び、帰国後新聞社へ就職。
ところが、転勤族の子どもだったせいか、一所に落ち着いて生活するということに全く執着せず、「どうせ住むなら好きなところ」ということで、新聞社を辞め、特に生活のあてはなかったものの、魚とお酒がおいしいという理由で石川県にIターンしたそうです。
現在はフリーで旅行会社の渉外、新聞社時代にできた伝で翻訳の仕事などをしているそうです。

次に、家族のことを考えたIターン。

Iさん(グラフィックデザイナー)の場合
彼は現在、長野県の山間部に住んでいます。以前は大阪の大手電機メーカーに在籍し、そこで家電のデザインを中心に仕事をしていました。
数年前に父親の体調が悪くなり急遽帰郷する事になったのですが、さらに空気の良い長野県へ思い切って引っ越すことを決意しました。
土地勘の全くない場所で、希望の仕事を探すということはさらに難しく、勤めていた大阪の会社に交渉しました。多くの実績のあった彼は、外部スタッフとして仕事を回してもらえるようになりました。もちろん会社は退職扱いになっていますが、以前と同じ仕事を自由な時間に、自由な環境でこなしています。最近では地元の広告代理店からも、仕事の話が舞い込んでいるそうで、充実した毎日を送っているようです。

さて、次の方は、ちょっと特殊なIターンです。

Kさん(プログラマ)の場合
もともとソフトウェアの開発会社に勤めていたKさん。奥様も現役でお勤めしていらっしゃるのですが、このご家庭は奥様がいわゆる「転勤族」。
子どもがいないこのご夫婦は、わざわざ別々にいる必要もないということで、Kさんが会社を辞め、SOHOプログラマに転身。必要があれば、打ち合わせには出張という形をとり、現在は奥様の転勤先に着いていくという、いわゆる「転勤族の夫」だそうです。
Kさんの場合は、地域にこだわったというわけではなく、奥様の元へIターンということのようです。


上記の方々のように、スキルと人脈があれば、SOHOとしてどこででも生活していかれるのだということがおわかりいただけるかと思います。
当然、営業面でベースを作っておくことも、Iターンをする際の重要ポイントかも知れません。
現在の環境でクライアントを掴んでIターンするか、Iターンで一旦現地の企業に就職したのちにSOHOとして独立するか、方法はいくらでもあると思います。

起業家として、都会でバリバリお仕事をこなしていくのもそれなりに理想ではありますが、自由奔放に肩肘張らない「自分流SOHO」というのも大いに魅力じゃありませんか?
SOHOには定年はないといいますが、若いうちならともかく、ある程度年を重ねてからのことを考えて、IターンSOHOというのもいいかもしれませんね。

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