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お役立ちコラム > ビジネストレンド > クールビズの経済効果

クールビズの経済効果

投稿者: S-biz 掲載日: 2006-4-3 (378 回閲覧)

国の提唱により、6月から官公庁から始まった“クールビズ”は、2ヶ月が経ち、民間企業にもだいぶ浸透しているようです。
私は仕事柄、財務省や内閣府など中央官庁へよく行きますが、職位に関らずノーネクタイはほぼ100%実行されています。

私は、人一倍の暑がりなので、“クールビズ”には大賛成なのですが、官公庁の場合は、“クールビズ”を導入する代わりに、冷房の温度設定が28度位にされているか、ひどい場合は冷房が切られているため、かえって暑い思いをすることが以前より多くなっています。
国の目的は、“クールビズ”が浸透されれば、冷房に費やされるエネルギーを減らせるということにあるのでしょうが、ノーネクタイだけでは、あまり効果がないと思います。

“夏の間は、お互いに上着は着ない”くらいのことをしないと、冷房の設定温度の上昇に負けてしまいかえって暑い思いをするだけです。
とはいうものの、約25年前に当時の大平首相が、“省エネルック”という触れ込みで、全く似合わない半袖シャツを無理して着ていた当時と比べ、政治家もビジネスマンも全体的に着こなしが洗練されてきているようです。
ネクタイがあることによって、服装にアクセントがつけられるのですが、それがないとなると、シャツの選び方のセンスが問われことになるのです。

このような状況を見越して、今年の紳士服売り場はどこでも、クールビズ対応を謳ったシャツが所狭しと並べられていました。
クールビズ対応シャツの特長は、ビジネス・カジュアルどちらでも着られることです。そのため、どの売り場でもカラーシャツのウエイトが高いのが目につきました。このクールビズ特需で紳士服の売上が好調だったため、6月の全国百貨店売上高は、16ヶ月ぶりにプラスに転じ個人消費に明るさをもたらしました。

その一方で、ネクタイ売り場は例年に比べて、不振だったようです。ネクタイの減少分を上回るクールビズによるワイシャツ需要があったということでしょう。

本来の、省エネ効果はどの程度、成果をあげているのかわかりませんが、GDP(国内総生産)の約6割を占める個人消費、中でも不振続きだった紳士服の消費に対しては、予想以上の効果があったと言えそうです。


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